こんにちは、ながしまクリニックです。
近年では脱毛が一般的になり、より身近なものになりましたね。
一言で脱毛といっても医療脱毛、エステ脱毛などあり違いなども難しいですよね。
そこで本日は当院でも取り扱いのある医療脱毛について少し詳しくお話しします。
●エステ脱毛との違い
エステ脱毛は美容行為であり、必要な資格はなく誰でも行える行為です。
毛根に強い光を照射するが毛根や周辺組織を破壊する威力はなく、一時的な減耗効果があるといわれています。
一方で、医療脱毛は医療行為のため、医師・看護師のような医療資格保持者のみが施術できます。
毛根や周辺組織にダメージを与えて毛の生えるシステムそのものを破壊し、永久的な減耗効果があるといわれています。
これまでの医療脱毛は、効果は高いものの痛いと言われていました。しかしながしまクリニックで導入しています機械は、高い効果はそのままに痛みの少ない脱毛を行うことができます。
●医療脱毛の種類
医療脱毛には２つの照射方法があります。
・熱破壊式…毛母細胞・毛乳頭がターゲット
熱破壊式は、髪の毛を作り出す細胞である「毛母細胞」と毛母細胞に栄養を受け渡す「毛乳頭」をターゲットにした脱毛方法です。毛母細胞や毛乳頭は毛の最も深い位置にあります。したがって、レーザーを毛穴の奥まで届かせるために高出力のレーザーをワンショットずつ照射する必要があります。高出力のレーザーのため、施術時の痛みやお肌への刺激が強くなる傾向にあります。
・蓄熱式…バルジ領域がターゲット
蓄熱式は「バルジ領域」をターゲットにしています。バルジ領域は近年新しく発見された器官で、 毛を作る毛乳頭に向けて指令を出し発毛を促す働きを持っています。バルジ領域は毛母細胞や毛乳頭よりも浅い位置にあるため、毛母細胞や毛乳頭のように高出力で照射する必要はありません。低出力のレーザーを連続照射し熱を毛の組織にため込ませる（蓄熱させる）ことでダメージを与えられます。蓄熱式はワンショットずつが低出力のため熱破壊式のような強い痛みはなく、照射されてもじんわり温かい（部位によっては少し熱いと感じる）程度です。
ながしまクリニックの脱毛機はどちにも対応しており、照射部位によって照射方法を変えています。
●禁忌・注意事項
・妊娠中
・アトピーやケロイド
・日焼け直後などで肌に炎症を起こしている
・タトゥーがある部位（５cmは開ける必要があります）
・ペースメーカーなどの機械や金属が入っている
・日焼けしている肌、色黒の肌への照射は可能となっていますが、脱毛時の日焼けはできるだけ避けることが好ましいです。
・白髪や白色・金色の産毛は医療脱毛では難しいとされています。
・赤み、ヒリヒリとした熱感を生じることがあります。
・毛嚢炎（毛穴の炎症）や硬毛化、火傷などが起こる場合があります。
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